商圏診断ソフト「JUDGMENT」コラム 第2回 

 

商圏距離は半径何キロまでが妥当か・・・・・・
この質問は店舗開発担当者から質問されますが、疑問も持たずに半径5Kmで地図ソフトの商圏設定で人口総数・世帯数・昼間人口・・・などで商圏力を見比べている場合も多く見受けられます。
「首都圏で20坪以下のカフェショップで商圏半径を5Kmで設定していた、半径300m以下が正しい。駅前立地だと前面通行量「ターゲット客層の人数」や駅乗降客数・競合店の数と質が最も重要となります。
商圏距離はどうも業種や業態と店舗面積の大きさ、さらにその店舗のブランド力や市場占有率で変わります。
また消費者サイドでは店舗までの到達時間でも距離は変わります。
地図ソフトにはドライブタイムや自転車時間・歩行者時間の時間指定で商圏距離や商圏範囲を自動作成してくれますが、消費者の時間距離とは「店舗までの行きやすさ×到達時間」となります。
「行きやすさ」とは障害物や危険と感じる箇所が無い道路状況や建物状況などです、従って商圏距離も物理的距離と精神的感覚距離の積となります。
また首都圏や都会に住んでいる人の距離感覚と地方や田舎に住んでいる人の距離感覚は異なります。
地方や田舎の人は、距離や時間の感覚が都会の人より短く感じるので商圏距離は広がります。
この事は首都圏の店舗開発者が地方の出店物件の立地判定で失敗する原因の一つとなります。
関東と関西でも立地評価項目が多少異なってきます。

著者 加登文雄


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